Entries from 2006-01-01 to 1 year
急に忙しくなったので、ブログの更新がなかなかできなくなりましたが、アーストワイルのニュースなどは随時載せていきます。締め切りが毎週ある仕事をしていると、1週間があっという間に過ぎてしまいますが、アメリカにいても日本語にとことんこだわれる仕…
新譜「between」のカバーの絵と写真の最終色調整も終わり、4月の半ばには完成CDが届きそうです。デザイナーがパソコン上で決定した色がプリントにそのまま出ることはまずないので、仮プリントで上がってきたジャケの色を見ながら、デザイナーと一緒に濃度や…
タンドリーチキンとバターチキンカレーの低カロリー&ローファット・バージョンを作ってみました。鶏肉はホールチキンではなく、骨なし胸肉の部分のみを使い、タンドリーチキンのマリネとカレーには、いつものヨーグルト+ヘビークリームの代わりに、Stonyfi…
初出勤の最初の1週間をなんとか乗り切って、ほっと一息。今日は、窓からエンパイア・ステイト・ビルが見えるマンハッタンのオフィスで一日、悪戦苦闘しながら「水」の写真を撮っていました。スタジオ・ライティングの勉強がこんなところで役に立つとは。それ…
昨日ブルックリンのThe Hookで開かれたノイズ・ロックの祭典「No Fun Festival」の初日の写真です。3年目の開催となった今回のフェスティバルは前売り券が完売し、昨年を上回る盛り上がりで、初日だけでも500人以上の観客が入ったそうです。(明日まで開催中…
この頃、南部料理にすっかりはまってしまって、今日もチキンとソーセージのジャンバラヤとコーンブレッド。(前回の写真とほぼ同じ構図ですが、今回はエビは入れずに鶏肉とソーセージだけのジャンバラヤです。料理をしていて一番楽しいと思うのは、このジャ…
タイ風鶏の唐揚げ・ジンジャー風味の写真とレシピをこちらにアップしました。 http://home.att.ne.jp/theta/ny-jazz/food_23.html アメリカに来てから何かとお世話になっている初老のご婦人が、Butternut Squash Apple Soupの写真を見て、ぜひこのレシピを教…
昨夜ブルックリンの「Issue Project Room」で聴いたライブがとてもよかったので、こちらに写真を載せます。最近シアトルから移ってきたブライアン・ユーバンクス (electronics)、ポルトガル出身でNY在住のマルガリーダ・ガルシア (el-bass)、バリー・ワイス…
NY風チーズステーキ・サンドイッチの写真とレシピをメインのサイトにアップしました。 http://home.att.ne.jp/theta/ny-jazz/food_21.html
昔、実家のある三鷹の近くに「IHOP」というパンケーキのファミレスがあって、学生の頃よく地元の友達と待ち合わせて通っていた。山小屋風の大きな吹き抜けのある広い店は、デニーズやロイヤルホストなどよりずっと開放感があり、しかもパンケーキ3枚とコーヒ…
アーストワイルの新譜、キース・ロウと中村としまるの「between」のCDカバーになる絵が、キース本人から届きました。去年の10月にキースから「どこでもいいから、ニューヨークの街角を撮影してほしい。条件は交差点であり、建物のドアが写っていて、ニューヨ…
料理話とレシピを見やすくするために、メインのサイトに料理の話と写真のページを新たに作りました。ブログでは過去のエントリーを検索するのが大変なので、追加のエピソードやレシピ等は、主にこちらで更新していきます。↓ http://home.att.ne.jp/theta/ny-…
マリナラソースを使ったシンプルなパスタです。茹でたペンネをマリナラソースに絡めて、モッツァレラチーズをふりかけ、バジルの葉を散らすだけ。市販のトマトソースを使えば簡単にできます。トマトソースはなるべく酸味が強くないまろやかなソースが合いま…
うちの近所のジャージーシティは、イタリア人が経営するパン屋やピザ屋が軒を連ねていて、中には数世代前にアメリカに移住したイタリア系移民が始めたという古い歴史のある店もある。高級感の漂うマンハッタンのイタリア料理店とはがらりと違い、こういうイ…
アメリカ南部料理といえば、南部の家庭では食事と一緒にレモネードをよく飲むそうです。たいていの家の冷蔵庫には自家製のレモネードが入っていて、暑い夏もこれで乗り切っているとか。レモネードは市販のものより、手作りの方がずっと新鮮でビタミンCも取れ…
南部料理に必ずといっていいほど一緒についてくるコーンブレッドは、見渡す限りとうもろこし畑が広がるアメリカ南部らしい一品だ。オーブンの中で黄色く膨らんでいくコーンブレッドは、「ぐりとぐら」の黄色いカステラのように美味しそう(に見える)。しか…
ケイジャン料理のジャンバラヤとコーンブレッドを作りながら、去年のクリスマスに知人のジャズ評論家のホームパーティの席で会った、ニューオーリンズからNYに移ってきたという黒人ジャズライターのことをふと思い出した。物書きを生業とする人らしく自分か…
11年前に写真を始めたばかりの頃、当時住んでいた富士山の麓で花の写真ばかり撮っていた。当時、近くの高台にやはり東京から越してきた有名な写真家がスタジオを構えていて、なんとなくそこに遊びに通っているうちに、空いている暗室でカラー写真の手焼きを…
アメリカのいわゆる「パンプキン」と呼ばれるカボチャはとても固いし、水っぽくて甘みが少ないけれど、Butternut Squashという野菜は日本の甘いカボチャにいちばん近い味がするそうなので、これでスープを作ってみた。バターナット・スクォッシュというのは…
3年前にNYのクイーンズにあるタイ料理レストランで初めて「Gai Pad Bai Kaprow (鶏のホーリーバジルとチリ炒め)」を食べて以来、なんとかこの味を再現したくて研究を重ね、さらにチャイナタウンで最もこだわりの品揃えで有名なタイ食材店に通い詰めて、タイ…
レシピを載せるほどでもない簡単なものなのですが、バジルとロースト・ペッパーのパスタ。バジルの葉を1束分買うと、たいてい余ってしまうので、ペスト・ソースを作って冷凍しておくと、食べたい時にすぐに解凍してパスタに混ぜるだけなので、とても楽です。…
目下アーストワイルで制作中の新譜のうち、中村としまるの音楽とウィーンの映像作家ビリー・ロイツの共作によるDVD作品を今見ています。このデュオ作は、音楽と映像のコラボレーションにありがちな、映像が音楽を邪魔するような感じや映像と音楽が別々のこと…
ついに積雪量68cmになり、NYの大雪の記録を更新したそうです。玄関のドアが開かないほど雪が積もっていたので、朝と夕方二度雪かきしました。いつもは大雪が降ると、翌朝どこからか雪かき専門おじさんが現れて、さささっとこの界隈の家の周りをきれいに雪か…
真冬の零下2度という寒い日なのに、まるで真夏のような青空。この抜けるような青空だけは、アメリカならではのもの。Erstwhile Records が2月いっぱい、期間限定の割引セールを開催中です。この機会にアーストワイルのコレクションを集めたい人には、ぜひお…
最近、近所の駅前にインド紅茶の専門店ができたので、マサラティーの茶葉ミックスを買ってみた。スパイスが効いていてとても美味しい。サムラートでカレーを食べた時は必ず食後にこのマサラ・ミルクティーを飲んでいた。マサラティーは、インドの茶葉にカル…
リトルイタリーには90年以上の歴史をもつチーズ専門店が数件あるが、「ディパロ」という店は中でもNY最高のチーズ専門店として知られている。狭い店内はいつも満員の客であふれていて、そのほとんどがイタリア食通の常連。ここは自家製フレッシュ・モッツァ…
これもマリオ・バターリ氏のレシピですが、NYの氏の店「Lupa」の看板料理でもある Pollo alla Diavola という鶏料理です。黒こしょうとマスタードをたっぷり使ったピリ辛のチキンで、別名 Devil's Chicken (悪魔風チキン)とも呼ばれています。他のレシピをい…
インターネットのラジオジャパンで聞くNHKのアナウンサーの声は、冬の早朝の湖面にさす最初の光のように凛とした清々しさに満ちていて、日本語とはなんと清楚で美しい言葉だろうとしみじみ思う。日本のテレビで毎日聞いていた時には気にも留めなかった事実な…
いつか自分でも作ってみたいと思っていたラザニア。今日は家で一日中料理をしていたいという気分の日は、こういう手の込んだオーブン料理を作るのが楽しい。ラザニアにもいろいろあって、トマトソースとリコッタチーズの層を重ねただけのごく簡単なものと、2…
行きつけのグルメスーパーが最近、直営の養鶏場で飼育したオーガニック鶏の販売を始めた。アメリカのグルメスーパーというのは、日本のデパ地下の食品売り場の感じに似ているが、値段はもっと手頃で日本の普通のスーパーと同じくらい。 この店の直営オーガニ…