自家製フォカッチャ

先日出たばかりのピーター・ラインハルトの新刊本『Artisan Breads Every Day』に載っているレシピを参考に、フォカッチャを初めて作ってみました。前日に生地の材料を混ぜた後、生地をこねる代わりに「折りたたみ方式」というやり方で、生地を上下左右に引っ張ってから折り畳み、10分休ませてから再び引っ張って折り畳む…という方法を4回繰り返すのみでこねが完了するので、かなり柔らかい生地でも楽に扱えます。表面はカリッとして、内側はふわっと柔らかく、軽い食感のフォカッチャになりました。何か具をはさんでサンドイッチにしたり、トマトソースやチーズを乗せてピザ風に焼いても美味しそうです。

詳しいレシピと写真はこちら

真ん中をスライスして、卵サンドも作ってみました。

■備考

今回試したレシピは、「Pain a' l'Ancienne」というフランスの伝統技法によるパンと同じ生地で作ったフォカッチャです。ラインハルト氏の別のレシピ本『The Bread Baker's Apprentice』の方に載っているフォカッチャのレシピは、水分70%というやや普通の柔らかめのパン生地に近い生地ですが、こちらは水分80%というさらに水分量の多い生地で、この水分量の多さのおかげで、下の写真のような大きな気泡ができます。強力粉のみを使って、水分量を少なくすると、もっと普通のパンに近いもちっとした生地になるようです。


■追記(11/12)

ラインハルト氏の別の本『The Bread Baker's Apprentice』の方に載っているフォカッチャも作ってみました。前回の空気のように軽いふわっとした食感のフォカッチャとは違い、こちらはやや普通のパンに近いもちっとした生地で、サンドイッチに合いそうです。詳しいレシピと写真は、こちら