ウィーン報告2

yukoz2005-06-30

ウィーンでもようやく日本語で書き込めるネットカフェを発見。一昨日のflexでのウルフアイズのライブは、うおおお!とアグレッシブに叫ぶアメリカンなバンドの勢いに、なんとなく押されぎみなウィーンの観客の反応が面白かったです。

ウルフアイズ「よおっ!今日も真夏みたいに暑いよなっ!」
ウィーンの観客「(しばし沈黙)・・・いや、もう夏ですからねえ。」
ウルフアイズ「・・・お、おお、そうだったな(このタイムラグはなんだよおい・汗)」

なんというか、妙な間の入ったチャットの会話を聞いているようなバンドのメンバーと観客のやりとりが面白かったです。いやいや、ウルフアイズもたじたじのウィーンの人たちのこの天然ボケ具合、やっぱり大好きです。音楽がひとたび始まったら、かなり盛り上がってましたが。(でも観客は30人くらいという、これまたほのぼのした集まり。)

昨日はフォルクスガーテンという公園の中の野外カフェで開かれた、ウィーンのSpringerinという文学系の雑誌のパーティ(上の写真)に呼ばれて行ってきました。マーティン・シーヴァートとミカエラ・グリルの電子音+映像のライブもあって、とてもよかったです。公園の緑の木陰にテーブル席や照明ライトがアートっぽく配置されていて、なかなか雰囲気のよい会場でした。家族連れのピタとかヘッカーとか、ラディアンのシュテファン・ネメスとかクリストフ・アマンたちにも遭遇して、知り合いたちとも久々の再会。皆、忙しい仕事やツアーからひととき解放されて、リラックスして楽しんでいました。夏のウィーンは、こういう夕方に野外で開かれる音楽パ−ティがたくさんあるらしいです。

今日は、メゴのオフィスに遊びにいってから、夜はrhizでDieb13とピタのDJを聴きにいく予定。明日からは、アマン・スタジオでスタジオライブとレコーディングです。