AMMのライブ写真@London

yukoz2005-04-14

ロンドンの熱烈な即興ファンがウエブに載せたキース・ロウの生演奏ビデオを発見。最近はラップトップも使い始めてデジタル化も試みているらしいキース・ロウですが、やはりこの人にはこういうアナログっぽいテーブルトップギターでいつまでもがんばってほしい。「えっ、AMMって解散したんですか?」という人よりも「えっ、まだ解散してなかったんですか?」と驚く人の方が多いけど。

2年前にロンドンの「freedom of the city」という即興フェスティバルで見たAMM(写真)は、キース・ロウ(g)とジョン・ティルバリー(p)の掛け合いは鬼気迫るものがあったけれど、パーカッションはいまいち焦点の合わない演奏をしていたような。ミュージシャンというのは、人それぞれに成長の仕方や速度が違うものだし、何年も一緒に共演していて、それでもまだ一緒に刺激し合って成長していける人たちというのは特別な人たちなんでしょうね。

それにしてもこのフェスティバル、"radical & improvised music"という謳い文句のわりには、古い大御所ばかりが出ていて、あまりラディカルではなかったなあ…。同じ週に近代美術館で見たMegoのデザイナー、ティナ・フランクのコンピュータ映像+メゴの音楽(この展示のために作曲されたもの)の展示の方がずっとラディカルで面白かったです。