川口貴大＋大城真＠ループライン（6/13 千駄ヶ谷）

6/13にループラインで川口貴大／大城真デュオのライブを観てきました。鉄板や缶や懐中電灯などが散在した建設現場の片隅で、おもむろにアートとサウンドのインスタレーションが始まってしまったのを目撃したような不思議な体験でした。アナログツールを床のあちこちに配置しつつ、乾いた立体的な音を重ねていく川口貴大の演奏は、どこかジェイスン・レスカリートを彷彿とさせる面白さがありました。大城真の鉄板を震動させたり、釣り糸のようなものにぶら下げた空き缶を床に転がしながら音を出す工夫も面白かったです。シンプルながらも厳かな緊張感が貫く演奏（リアルタイムのサウンド・インスタレーションといった風）でした。ライブの写真は、まとめてこちらに。