ベルリンの窓

yukoz2006-07-16

久々に2年前のベルリンのフェスティバルの写真を見ていて、ああ写真というのは撮っておくものだなあ、としみじみ実感した。

外国にいる時にその場で(その季節に)五感で感じる空気というのは、時間が経つと必ず薄れてしまうのだけど、写真を見ていると、初夏の東ベルリンの朝の空気や、がらんとした広い並木道の静けさなどが、ありありとよみがえってくる。ワールドカップのほとぼりが冷めて、またあの静けさがベルリンに戻ったら、もう一度訪れたい。ニューヨークに長くいると、気持ちがすさんでくるのですよね。かさかさっと。ベルリンのausland や galerie neurotitan みたいな温かい空気に満ちた場所で、ライブを聴いていた時の気持ちが懐かしい。