アボカド&スモークサーモン巻き

アボカドとスモークサーモンとクリームチーズとわさびとの相性が良いことがわかったので、今日はサンドイッチではなく巻き寿司を作ってみました。アボカドのスライスを乗せるこの巻き方は、こちらでは「ドラゴン・ロール」とか「キャタピラー・ロール」と呼ばれているようです。巻き方は、下記のサイトの写真の説明が分かりやすかったです。見た目のわりに、作ってみると意外と簡単です。
http://www.sushiencyclopedia.com/sushi_roll_recipes/dragon_roll_recipe.html

先週の感謝祭後の週末は、胃を休めるために、京風がんもどきと椎茸と人参の含め煮、干しえびとネギ入りのだし巻き卵と大根おろしという平和な和食の朝食を、ゆっくり時間をかけて作った。和食というのは、小さな手順に手間と時間がかかるけれど、その分どこか神聖な供物と向き合っているような、つい姿勢を正して食べたくなるような厳かな精神性が宿っているような気がする。丁寧に手間をかけて和食を作って食べる…というのは、何かの儀式みたいだなといつも思う。こちらの感謝祭の夕食も、日本のおせち料理のように、お世話になった人々への一年分の感謝の気持ちと、今年も何ごともなく平和に一年を過ごせたことなどに対するもろもろの感謝の気持ちをこめて、手間暇かけて料理を作る…というプロセスと心持ちが、神聖な儀式のようで清々しかった。パン作りでもやはり感じることだけれど、料理と向き合う時に頭の中の邪念を一切取り払って静かな心で集中する「心持ち」というのが、良いものを作る上でとても大切なのだなと実感するこの頃である。料理だけではなくて。