Entries from 2005-03-01 to 1 month

マンハッタンの2つのオーディオ専門店でスピーカーの試聴をしてきました。1件目はソーホーのブロードウェイ沿いにあるStereo Exchange という店で、ここは主にイギリスのブランドB&Wのスピーカーを扱っている。もう1件はアッパーイーストサイドにある Cosmop…

noise再考

今回のNo Fun festivalを聴いて実感したのは、「ノイズ・バンド」と言っても、けっしてむやみに不快にうるさいわけでも騒がしいわけでもなく、むしろ耳に心地よい轟音とか脳を活性化して気持ちよくするようなサウンドも多く、ポジティブな響きと強烈なエネル…

ノイズの祭典、DVDに

No Fun Festival、今年の末くらいにDVDになって出るそうです。3日間のイベントのほぼ全容を収録したすごいものになるそうなので期待できそう。ヴィジュアル的にも凄いことになると思うので、ぜひとも大迫力サラウンドシステムで見てみたいものです。PitaとLa…

そういえば先週の日曜日…

トニックでシカゴのTV Powとウィーン出身のBoris Haufのライブがありました。TV Powはラップトップの低周波デジタル音をベースに、変わった形の弦楽器(ピアノの弦をこするような音)とドラムス、それに時々生ピアノも入り、変化にとんだ音の構成が面白かっ…

noise, noise, noise

そもそもノイズとはいったい何なのだろう…と考え始めたら眠れなくなって朝の5時になってしまった。ああいうフェスティバルを深夜(というか朝方)まで体験してしまうと、日常生活に戻るのが大変である。ノイズ音楽にもアナログなノイズがありデジタルなノイ…

No Fun Festival写真その2

最終日の Sightings/Tom Smith、Peter Rehberg/Lasse Marhaug のデュオ、 Fe-mail(ノルウェーの女性ラップトップ・デュオ)の写真です。 (写真上から:Sightings/Tom Smith、Peter Rehberg/Lasse Marhaug、Fe-mail) - 午前0時半にブルックリンの会場に到…

Pita+Lasse Marhaug @No Fun festival

前言取り消し。いやはやNo Fun Festival、最終日は最高でした。深夜を過ぎたら中西部のノイズバンドたちはどこかへ姿を消して、会場はがらりと違うメゴファンで埋め尽くされ、心なしか空気までもが透明に。オハイオゾンビたち(=ライブが熱くなってくると「…

2日目ですが

そもそも「ノー・ファン・フェスティバル」に行こうと思ったわけは、NYでメゴのミュージシャンを聴ける数少ない機会だし、ピタとジャズカマーのメンバーとの共演というのもぜひライブで聴きたかったからで、はっきり言ってアメリカのノイズバンドなんてどう…

No Fun Festival初日の感想

No Fun Festivalはアメリカ全土(特にもっとも熱いといわれる中西部のロックシーン)から集まった形容しがたいノイズロックパンクメタル電子音なんでもありのハードでコアなフェスティバルで、ウィーンのメゴやスイスなどからもゲスト的にアーティストが出た…

Radian@Tonic

トニックでRadianのライブを聴いてきました。ラディアンはこういう狭いスペースで重低音をずおーんと響かせながら演奏するのを聴くのがいちばん面白い。昨年5月にベルリンのフェスティバルで聴いた時は、やたらと広い空間だったので音が全体に拡散してしま…

RadianとNo Fun Festival

明日はトニックでRadianのライブです。日本での来日ライブを聞き逃してしまったのでとても嬉しい。明後日からの3日間は、ブルックリンの「The Hook」という所で「No Fun Festival」があるので、これも楽しみ。個人的な目玉は初日のHecker、2日目のノルウェー…

Barry Weisblat Quartet

ソーホーのグリーン通りのルーレットで Barry Weisblat の即興カルテットを聴いてきた。メンバーは、Barry Weisblat (electronics)、ショーン・ミーハン(perc)、マルガリーダ・ガルシア(bass)、ティム・バーンズ(perc)。今のNYの即興シーンでおそらくもっと…

Tom & Gerry ライブ

トーマス・レーンとジェリー・ヘミングウェイのデュオを聴いてきました。場所はClemente Soto Velez Arts Center という、トニックのあるノーフォーク通りの1本隣のサフォーク通り。ここには他に2つのシアター風ライブスペースもあって、実験的な音楽のイベ…

Erstwhile HP リニューアル!

アーストワイルのホームページがこのたび新しいデザインに変わりました。 http://www.erstwhilerecords.com/新しいウエブサイトには、過去のAMPLIFYフェスティバルのプログラムやライブの写真なども掲載し、CDカタログのページも写真入りで見やすくなりまし…

アメリカの空

nyc

あまりにも大雪が多かったせいか、いつもはあまり好きではない夏を懐かしく思うこの頃。夏をもっともリアルに感じさせる音楽は、私にとってはフェネスの「エンドレス・サマー」と大滝詠一の「ロング・バケーション」の2枚である。この両者に共通しているの…

austrian culture forum

NYで4月後半に開かれるオーストリア文化フォーラム主催の「moving patterns: electronic music and beyond」というフェスティバルに、フェネスとThilges3とラディアンのシュテファン・ネメスが来るそうです。詳細はここ。● 4/26(火)9pm: Fennesz ● 4/27(…

3月末にリリース予定のErstLive005のCD3枚とボックスケース(右の写真)のデザインが決まったので、ソーホーにあるいつもの印刷会社にプレスに出しにいったら、ちょうどツァディックの次のCDジャケの打ち合わせが終わったばかりのジョン・ゾーンと遭遇。(ツ…

アマン・スタジオのサイトで

フェネスとマックス・ナグルというサックス奏者のデュオのライブ録音がmp3で聴けます。こちら。→「sound」のページのライブ録音の中にクリップ(かなり長い演奏!)が入っています。シンプルでメロディアスなサックスと、フェネスのアコースティックギター…