ErstLive 005-3: Keith Rowe/Sachiko M/中村としまる/大友良英(3枚組)

yukoz2005-04-08


2004年5月にドイツで開催された AMPLIFY 2004: addition フェスティバルのベルリンでのライブより、日本の音響シーンを代表する大友良英、Sachiko M、中村としまる、テーブルトップギターのキース・ロウの4時間に渡る即興カルテット演奏の全容を無編集で収録。録音、ミキシング、マスタリングはウィーンのクリストフ・アマン。各ミュージシャン自筆のライナーノート、リハーサルやライブの写真入り。3枚組のCDを収めたボックスのカバーは、キース・ロウによるペーパーアートのコラージュ作品。限定800枚。価格など詳細はこちら


<アーストワイルのホームページが新しくなりました!>
http://www.erstwhilerecords.com

<アーストワイルの日本語ページ>
http://home.att.ne.jp/theta/ny-jazz/erstwhile_top.html

<CDカタログの全タイトル詳細>
http://home.att.ne.jp/theta/ny-jazz/cds_2003.html
http://home.att.ne.jp/theta/ny-jazz/erstlive.html


* * * * *

・・・数日前にこのブログに書いたASW社のGenius100というスピーカーを試聴してみた感想が、日本でASWのスピーカーを扱っているパシフィックオーディオというディスクユニオン系列の会社のサイトに試聴リポートとして転載されることになったそうです。ここにリンクが貼ってあります。たまたまここに書いたレビューが関係者の人に発見されて…という経緯でありまして、けっして回し者ではありませんです、念のため。いやはや、ネットの世界というのは情報矢のごとしですね、ほんと。ちなみに値段を見ると、日本ではペアで約16万円、スタンドを付けると22万円くらいするようですが、アメリカで購入した値段はペアで1300ドル(これに他製品用のメタルスタンドが無料サービス)でした。

一昨日スピーカーが届いたので部屋に設置してさっそくCDを聴いていますが、やはり高音域のクリアでのびやかな響きが素晴らしいです。あと試聴時にはいまいちかと思った低周波やベース音も、実際に部屋に設置してみたら思った以上に凄みのある振幅が感じられました。メタルスタンドに乗せて置くと、大音量で聴いていても階下にあまり音が響く心配もなく、スピーカーの周囲の空間に音が空気のかたまりのようにぽわんと浮かんでいるようなスペース感が生まれて、とてもいい感じです。なるべく部屋の真ん中よりに置いて、スピーカーの周囲に空間をたっぷりとるように設置すると、壁や床が振動せずに空気自体が振動するような感覚があって、ライブのようなリアル感を体験できるような気がします。各音域のバランスとクリアな音再現、全体のまろやかな響きはまさに絶品。上の4時間カルテットの新譜もさっそく聴いてみましたが、サイン波の高音をこんなに美しく、しかも耳にぶつかる感じもなく気持ちよく聴けるスピーカーは、初めてかも。(ちなみに色はマホガニー色を選びました。)詳しい感想は、また後日に。