CDは全部まとめて段ボールに入れて、昨日一足先にアメリカに送ってしまったので、唯一手元に残っていたWIRE誌の付属コンピレーション10と11を、ミュージシャンの名前を見ずにブラインドでかけて聴いている。封すら切っていなかったけれど、しかし。30秒以上の静聴に耐えうる曲のなんと少ないことか。結局、10に入っていたディビッド・シルヴィアンの「A Fire in The Forest」(あのFenneszが参加している曲)を何度も聴いている。耳が受けつける音楽の許容範囲がめっきり限定されてきてしまった今日この頃。そういえば、この夏はこのアルバムをずいぶんと聴き込んだっけ。懐かしいなあ。あの猛暑の頃がうそのように遠い昔に感じられるけれど、時間が経つって不思議なものです。それにしてもWIREの選曲って、なんだか70年代ぽい雰囲気のが多い気がする。